2024年7月29日月曜日

令和6年度 九州管区内剣道大会

今年度の九州管区内剣道大会が、令和6年7月18日に福岡県武道館で開催されました。宮崎県警察は、男女各団体戦に出場し、男子優勝(3年連続)、女子準優勝の輝かしい成績を収めました。

全国のトップで活躍する各県の並みいる強豪を相手に一歩も引けを取らず、このような素晴らしい結果を収められたのは、日頃、真摯取り組んでいる稽古の成果である思います。

宮崎県警察機動隊の鈴木監督は、次のように試合後のコメントを寄せてくれました。

「選手一人ひとりが自分の力をしっかり出せていました! この一年、日々の稽古の中で選手一人ひとりが高い意識を持ち取り組んだ結果、個々の実力、チームの団結力が一段と上がりました。これもひとえに家族の支えや応援してくださる方々のお陰です。 この結果に満足することなく、来たる全国大会第一部で優勝できるように日々精進して参ります。」

宮崎県剣道界をけん引してくれる宮崎県警察の今後の益々の御活躍を祈念します。今回は、本当におめでとうございました。


【男子団体】

宮崎 6(10)―1(2) 熊本

宮崎 5(6)―2(3) 福岡

宮崎 6(10)―1(4) 長崎

宮崎 6(7)―1(1) 鹿児島

宮崎 4(7)―3(3) 佐賀

宮崎 7(11)―0(1) 大分

宮崎 6(9)―1(2) 沖縄

宮崎 7戦全勝 優勝

個人成績 下窪選手 7戦全勝 久保選手 7戦全勝 中武選手 6勝1敗


【女子団体】

(予選リーグ2組)

宮崎3(5)―0(1)大分

宮崎2(2)―1(1)佐賀

宮崎0(0)―3(4)福岡

宮崎 2勝1敗 リーグ2位 予選通過

(準決勝)

宮崎2(3)―1(1)熊本

(決 勝)

宮崎0(0)―3(3)福岡

宮崎 準優勝 

2024年7月28日日曜日

令和6年度全九州高等学校体育大会 剣道競技

令和6年7月5日、6日に長崎県立総合体育館で行われました全九州剣道大会の結果をお知らせします。

(九州高等学校体育連盟のホームページより)

【男子団体】

Aリーグ 高千穂 2(2)―1(2) 興南(沖縄)

高千穂 2(2)―1(2) 九州学院(本)

高千穂 0(0)―3(4) 福岡第一(福岡)

高千穂 2勝1敗(リーグ3位 予選敗退)

Bリーグ 日章学園 2(3)―1(1) 大分鶴崎(大分)

     日章学園 2(3)―0(1) 鹿児島実業(鹿児島)

     日章学園 1(2)―3(3) 福岡大濠(福岡)

     日章学園 21敗(リーグ2位 予選通過)

決勝トーナメント1回戦

     日章学園 0(1)―4(6) 敬徳(佐賀)

     日章学園ベスト8

【女子団体】

Cリーグ 日章学園 1(2)―3(5) 龍谷(佐賀)

     日章学戦 1(2)―2(4) 八代白百合学園(熊本)

     日章学園 1(2)―0(1) 筑紫台(福岡)

     日章学園 1勝2敗(リーグ3位 予選敗退)

Dリーグ 高千穂 2(2)―1(2) 長崎日大(長崎)

     高千穂 2(2)―1(1) 阿蘇中央(熊本)

     高千穂 0(0)―2(3) 明豊(大分)

     高千穂 21敗(リーグ2位 予選通過)

決勝トーナメント1回戦

     高千穂 1(1)―2(2) 中村学園女子(福岡)

     高千穂ベスト8

【男子個人】

1回戦 十川優月(日章学園)メメーメ中村厚志(鹿児島商業)

    六反田 悠(高千穂)メメ- 大平翔己(九州学院・熊本)

    川崎正太(日章学園) -メ河野太一(島原・長崎)

    橋本唯秀(宮崎日大) -ド徳永裕志朗(福岡第一・福岡)

    今西 輝(高千穂)メ- 矢野玄悠(杵築・大分)

    岩切大也(本庄) -ドメ笹川大心(敬徳・佐賀)

    中武聖心(宮崎北)メコ- 加藤孔明(海星・長崎)

    原田恵杜(日章学園)メ- 仲間亮輔(嘉手納・沖縄)

2回戦 十川(日章学園)メ-ココ小幡真弘(敬徳・佐賀)

    六反田(高千穂)コ- 肥後亘太郎(錦江湾・鹿児島)

    今西(高千穂)メメ- 清水 周(文徳・熊本)

    中武(宮崎北) -メ金城孝幸(興南・沖縄)

    原田(日章学園)メ- 西 寿弘(鹿児島商業・鹿児島)

3回戦 六反田(高千穂) -メ小川達也(長崎南山・長崎)

    今西(高千穂)メメ-メ野中遥稀(佐賀・龍谷)

    原田(日章学園)コ- 松原伊吹(明豊・大分)

準々決勝 今西(高千穂)メ-メメ山下剣希(明豊・大分)

     原田(日章学園) -メ川内夢翔(龍谷・佐賀)

【女子個人】

1回戦 河野未來(高鍋) -メ迫間真凛(八代白百合・熊本)

    開 海音(都城東) -コ宮城遥和(興南・沖縄)

    荒巻日和(宮崎日大) -メ宮園真唯子(錦江湾・鹿児島)

    櫻井実希(高千穂)メ-メツ大前琉華(明豊・大分)

    田坂汐里(高千穂) -ド石松美咲(三養基・佐賀)

    日野真優(宮崎西) -メ中山琴葉(島原・長崎)

    渡邉未来(鵬翔) -コ前 心晴(鶴丸・鹿児島)

    敷町柊佳(高鍋)コ- 谷口ゆず(久留米商業・福岡)

2回戦 敷町(高鍋) -メ藤崎奈緒(錦江湾・鹿児島)

2024年7月27日土曜日

第74回 西日本各県対抗剣道大会

 

西日本各県対抗剣道大会が令和6年6月16日() ナースパワーアリーナ(熊本市総合体育館)で開催されました。

この大会は、昭和26年から続く歴史のある大会で、国民体育大会(現国民スポーツ大会)の前哨戦として開催されてきました。令和元年度から強化の開始時期の前倒しや国民体育大会の本番に向けた選手の体調管理などを考慮して、6月開催とされたとのことです。

試合結果ですが、宮崎県は予選リーグ2位で、惜しくも決勝に進むことはできませんでしたが、選手の皆さんの健闘を称えます。また、国民スポーツ大会本番での活躍を期待します。試合結果の詳細は、次のとおりです。




2024年7月21日日曜日

第75回宮崎県中学校総合体育大会 剣道競技

 宮崎県中学校総合体育大会剣道競技が、令和6年7月13日(土)、14日(日)に都城市の早水公園体育文化センターサブアリーナで開催されました。

 各地区の予選を勝ち上がってきた男女合わせて団体40チーム、個人85人が、全国中学校体育大会を目指して、熱戦を繰り広げました。2027国スポ宮崎のターゲットエイジである選手は、それぞれの思いを秘めて試合に臨んだことでしょう。

 男子団体戦では、決勝リーグで2年生主体の東海中学校が3戦3勝し、26大会ぶりに優勝しました。

 女子団体戦では、決勝リーグ3戦目、事実上の決勝戦で、1,2戦、苦戦を強いられた大塚中学校と、対照的に1,2戦を圧勝した三股中の対戦でしたが、大塚中学校が逆転の末、優勝をつかみ取りました。

 個人戦は、男女ともに三股中学校の選手が優勝しました。特に女子個人戦では、ベスト4の3人が三股中学校の選手で、層の厚さをうかがわせました。

 入賞したチーム、選手と試合の詳細は、次のとおりです。

 九州大会、全国大会に出場するチーム、選手の活躍を願っています。

 ※ 九州大会 1位・2位のチーム

 ※ 全国大会 1位のチーム 個人1位・2位

  【男子団体】

 【女子団体】


 【男子個人】               【女子個人】



















2024年7月18日木曜日

書籍「剣道学科審査の問題例と解答例」のお知らせ

 全剣連が長年に渡り販売してまいりました『剣道学科審査の問題例と解答例』は、諸般の事情により販売が終了しております。

 昇段審査の時期を迎え学科の準備に必要と思われますので、下記によりダウンロードしていただきますようご案内致します。

 この書籍は、公式ホームページ内にある「全剣連書籍」にてPDFでご覧いただけます。

·  剣道学科審査の問題例と解答例 (PDF)


2024年7月9日火曜日

令和6年度 第2回伝達講習

  今年度の第2回宮崎県剣道連盟講習会(県北地区)が、令和676日(土)日向市体育センターで行われました。この講習会は、谷川講師により、467日に兵庫県で開催された全日本剣道連盟中央講習会の伝達講習会とし行われました。高体連、中体連の各種大に対応するため審判法については4月に講習会が行われましたが、今回は審判法以外についての講習でした。

講習会は、まず座学があり、「全剣連の事業計画」、「コンプライアンスの徹底」、「ガイドラインを踏まえた試合・審判の留意点並びに今後の展開」、「感染対策並びに剣道の安全性」、「女子委員会」、「普及委員会」について講義がありました。

全剣連の事業計画では、これまで男女別々に開催していた全日本剣道選手権大会を11月3日に同時開催することや、山梨県剣道連盟創立70周年を記念して全日本女子選抜七段優勝大会を開催すること、令和10年度開催予定の世界大会は日本のみ手を挙げていることなどが紹介されました。

コンプライアンスの徹底では、ガバナンスとコンプライアンスの説明や、コンプライアンスの重要性、なくならない不祥事などについて話があり、特に不祥事が起きると剣道人口の減少につながるため、全剣連は決意をもって不祥事に取り組むとのことです。また、日本剣道形の演舞において模擬刀の事故が散見されるため、刃引きの使用を推奨するとのことでした。

試合・審判の留意点等では、「新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法」について「暫定的な」を削除し、審判員整列時のディスタンスなどを見直した上で8月頃に発表されることや、「剣道試合・審判・運営要領の手引き」の改訂が予定されており、事例の箇所に二刀流に関することを何点か追加することなどが紹介されました。

感染対策においては、新型コロナウイルス感染症は収まっているわけではない。今後も感染防止対策をとる必要があり、面マスク又はシールドの着用は継続してほしいとのことでした。

女子委員会では、全剣連の女子委員会活動の報告があり、数年前から子育て母親が大会に参加しやすくなるよう、大会会場に託児所が設けられていることや、女子指導者の育成を図るブロック講習会、女子の審判技術向上を目的とした講習会などの取組が紹介されました。

普及委員会では、剣道の理念にある「剣の理法」についての解説がありましたが、中々難しいものであるとのことでした。

続いて日本剣道形の実技講習があり、午前中に太刀の形7本、午後に小太刀の形3本を行いました。

形の解説に入る前に所作の説明があり、刃引きを使用する場合と木刀を使用する場合の所作の違いについて解説などがありました。形においては、各構えや理合いの説明、発声のしかたなど細かく指導がありました。形は、講習会や審査の時だけでなく、日常的に行うようにしたいものです。

続いて、木刀による剣道基本技稽古法の実技講習がありました。普段中々稽古しないので、受講生も苦労したことでしょう。ここでもそれぞれの技の解説が丁寧にあり、受講生も思い出しながら取り組んでいました。

この日は30度を超す猛暑であったため、熱中症予防のため合同稽古は取りやめ、全員無事に講習を終えることができました。また、谷川講師の丁寧で分かりやすい説明により、効果的な講習会が実施できたと思います。7月20日(土)にも県南地区の講習会が予定されていますので、今回参加されなかった方は、ぜひ参加してください。

【講習会の様子】







令和6年度国民スポーツ大会選手強化/2027宮崎国スポターゲットエイジ強化

 宮崎県剣道連盟では、今年度佐賀県で開催される国民スポーツ大会に向けた選手強化と、令和9年度宮崎で開催される第81回国民スポーツ大会(日本のひなた宮崎国スポ2027)のターゲットエイジ有望選手の強化に、「チーム宮崎強化アドバイザー招へい事業」、「ターゲットエイジ強化プロジェクト事業」及び「選手強化事業」の各補助金を活用して取り組んでいます。 ※ 各事業の目的と実行委員会組織図は、末尾に掲載

その一環として、令和6年6月29日(土)にひなた武道館で強化練習が行われました。

【参加者】

・指導者 成年アドバイザー 二子石  貴 資 範士八段 兵庫県 

 少年アドバイザー 佐 藤  博 光 教士八段 大阪府

・実行委員会メンバー  15名

 ・ターゲットエイジ(中学2、3年生) 

男子16名(内14名参加)女子18名(内15名参加) 計34名

・強化選手

少年(高校生)  男子14名  女子15名  計28名

成年 男子 13名  女子 8名  計21名


強化練習は、成年と少年に分かれ、それぞれアドバイザーの指導の下、行われました。

少年は、素振り、足さばき、切り返し、仕掛け技などの基本稽古から、応じ技、体当たりからの引き技など実践に対応した技を、佐藤先生の丁寧な解説により行われました。その後の地稽古では、佐藤先生を始め実行委員会の先生方が元立ちとなり、強化選手は先生方の胸を借りて真剣に取り組んでいました。

成年は、二子石先生の指導の下、それぞれが自分の課題を見据えて練習に臨んでいました。強化選手同士で声を出し合いながら稽古を盛り上げており、強化練習に真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。

成年、少年ともにかなりハードな練習でしたが、練習後は充実感でいっぱいの表情が見受けられ、大会に向けて順調に進んでいると感じられました。

【強化練習の様子 成年】






【強化練習の様子 少年】


















【 参 考 】

 〇 チームみやざき強化アドバイザー招へい事業

 (目 的)

高い指導力や豊富な指導経験等を有する全国の指導者を「チームみやざき強化アドバイザー」として招へいし、競技力強化に特化した強化練習会や合宿等の実施、最新の技術指導の習得、国スポレベ ルの審判基準の十分な理解を図ることで、競技得点獲得の定着化を目指す。

〇 ターゲットエイジ強化プロジェクト事業

 (目 的)

第81回国民スポーツ大会での天皇杯獲得に向け、少年種別の主力となるターゲットエイジ有望選手に対し、県外遠征や強化練習等に要する費用の支援を行い、少年種別の重点強化を図る。

〇 選手強化事業

  (目 的)

国民スポーツ大会に向け、国スポ選手等の競技力を高めるために、各競技団体が実施する強化練習 会や合宿、遠征等の強化活動に要する費用等を支援する。




2024年7月1日月曜日

第60回宮崎県スポーツ少年団中央大会剣道競技

  第60回宮崎県スポーツ少年団中央大会剣道競技が、令和66月23日(日)に開催されました。

 小学生男子、女子、中学生男子、女子の部門で各地区の予選を勝ち上がったチーム合計28チームが熱戦を繰り広げました。特に中学生男子の部の決勝戦では、前半をリードされた朱雀館が、副将、大将の粘りで同数に持ち込み、代表戦の末、勝利を収めるという手に汗握る試合展開でした。

 試合結果の詳細は、次のとおりです。