2025年1月27日月曜日

令和6年度 第25回宮崎県高等学校選抜剣道大会

 令和7年1月19日(日)にひなた武道館で宮崎県高等学校選抜剣道大会が開催されました。この大会は全国高等学校選抜剣道大会の県予選を兼ねて行われました。

 男女ともに昨年11月に行われた宮崎県高等学校新人剣道競技大会(新人戦)の上位8校で戦いが繰り広げられました。

〇 女子団体戦

【予選Aリーグ】

日章学園高校が安定した戦いで3勝を挙げ、決勝に進みました。

【予選Bリーグ】

高千穂高校と鵬翔高校が2勝同士で迎えた3試合目で、一進一退の攻防が繰り広げられ、双方22敗、高千穂高校1本リードで迎えた大将戦。ここは高千穂高校の落合選手が時間切れ引分に持ち込み、リードを守り切って決勝に進出しました。

【 決 勝 戦 】

新人戦と同じ顔合わせとなりました。先鋒戦から日章学園高校の選手が先取し高千穂高校の選手が取り返して引き分けに持ち込む展開が続き、全試合引き分けで代表選となりました。代表選は、日章学園高校児玉選手(大将)と高千穂高校落合選手(大将)の対戦です。お互い全国選抜大会をかけて持てる力をすべて出し切った戦いでしたが、児玉選手が胴を取って勝利を呼び寄せました。

〇 男子団体戦

 【予選Aリーグ】

 1試合目、2試合目共に勝利した日章学園高校と高千穂高校の決勝進出をかけた3試合目。日章学園高校がリードで迎えた副将戦で日章学園高校角田選手が先取し大きく勝利を引き寄せましたが、高千穂高校の佐藤選手が意地を見せて2本取り返し大将戦に持ち込みました。しかし、日章学園高校の大将原田選手が落ち着いて一本勝ちを収め、決勝進出を果たしました。

 【予選Bリーグ】

3試合目は、共に2勝ずつの新人戦2位都城東高校と3位鵬翔高校との決勝進出をかけた戦いでした。鵬翔高校がリードして迎えた大将戦、鵬翔高校大将の福永選手が落ち着いて勝利を収め、決勝に進出しました。

 【 決 勝 戦 】

新人戦優勝の日章学園高校に鵬翔高校がどこまで食らいつくかが見どころでしたが、日章学園が順当に勝を収め優勝を果たしました。

 男女ともに優勝した日章学園高校は、3月に行われる全国高等学校選抜剣道大会への出場権を得ました。全国選抜では宮崎県代表として立派に戦い、2027宮崎国スポに向け励みになるよう、上位進出、入賞を期待します。

 試合結果は、次のとおりです。











2025年1月6日月曜日

令和7年 宮崎県剣道連盟初稽古

 年頭の挨拶

宮崎県剣道連盟 会長 橋口光博

会員の皆さん 明けましておめでとうございます。

2025年の新たな年を迎え、皆様には健やかにお過ごしのことと、お喜び申し上げます。

昨年は、日本各地で大規模災害が発生して今なお避難生活を余儀なくされ復旧・復興も進まず道半ばといったところであります。また、世界に目を向けると国家間の戦闘や紛争が激化して悲惨な状態で一刻も早い停戦・平和の訪れを願うばかりであります。

そのような中、剣道界では、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、県内外の各種大会は予定どおり実施されました。

今年の宮崎県剣道連盟の課題は、何といっても2027年度に宮崎県で開催される国民スポーツ大会に向けた選手強化事業の推進であります。すでに、宮崎県を始め地元の高千穂町が「日本のひなた宮崎国スポ実行委員会」を立ち上げて真摯に取り組んでいますので、宮崎県剣道連盟もこれに応えるべく選手強化育成に全力を尽くす覚悟であります。

今後の国スポ大会は2025年(滋賀)2026年(青森)2027年(宮崎)となりますので、それに伴う事務局のほうも年間行事に加えて国スポ大会に向けて全剣連・宮崎県・高体連・高千穂町との予算、連絡調整の打ち合わせの事務処理が格段に増えて忙殺、疲弊状態であります。

しかし、国スポ大会のイベントは避けて通れない行事でありますから会員の皆様のご支援とご協力を得ながら、オール宮崎で乗り越えたいと思います。

今年の干支は巳年で変化と再生そして実りの年と言われています。新しいことに挑戦し目標に向かって努力することで、より豊かな一年にすることができるようであります。

会員の皆様の11人が、高い目標と目的に向かって挑戦されて、素晴らしい一年になることをご祈念申し上げまして、年頭の挨拶といたします。

 

初 稽 古

令和7年の初稽古が、1月5日にひなた武道館で開催されました。八段の先生方を始め、県内各地の剣士や中学生の参加を得て、厳粛に行われました。

まず、開会式において橋口会長から冒頭の年頭のあいさつがありました。

その後、準備運動、高段者の元立ちによる地稽古、自由稽古があり、年の初めから気合の入った稽古が展開されていました。