年頭の挨拶
宮崎県剣道連盟 会長 橋口光博
会員の皆さん 明けましておめでとうございます。
2025年の新たな年を迎え、皆様には健やかにお過ごしのことと、お喜び申し上げます。
昨年は、日本各地で大規模災害が発生して今なお避難生活を余儀なくされ復旧・復興も進まず道半ばといったところであります。また、世界に目を向けると国家間の戦闘や紛争が激化して悲惨な状態で一刻も早い停戦・平和の訪れを願うばかりであります。
そのような中、剣道界では、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、県内外の各種大会は予定どおり実施されました。
今年の宮崎県剣道連盟の課題は、何といっても2027年度に宮崎県で開催される国民スポーツ大会に向けた選手強化事業の推進であります。すでに、宮崎県を始め地元の高千穂町が「日本のひなた宮崎国スポ実行委員会」を立ち上げて真摯に取り組んでいますので、宮崎県剣道連盟もこれに応えるべく選手強化育成に全力を尽くす覚悟であります。
今後の国スポ大会は2025年(滋賀)2026年(青森)2027年(宮崎)となりますので、それに伴う事務局のほうも年間行事に加えて国スポ大会に向けて全剣連・宮崎県・高体連・高千穂町との予算、連絡調整の打ち合わせの事務処理が格段に増えて忙殺、疲弊状態であります。
しかし、国スポ大会のイベントは避けて通れない行事でありますから会員の皆様のご支援とご協力を得ながら、オール宮崎で乗り越えたいと思います。
今年の干支は巳年で変化と再生そして実りの年と言われています。新しいことに挑戦し目標に向かって努力することで、より豊かな一年にすることができるようであります。
会員の皆様の1人1人が、高い目標と目的に向かって挑戦されて、素晴らしい一年になることをご祈念申し上げまして、年頭の挨拶といたします。
初 稽 古
令和7年の初稽古が、1月5日にひなた武道館で開催されました。八段の先生方を始め、県内各地の剣士や中学生の参加を得て、厳粛に行われました。
まず、開会式において橋口会長から冒頭の年頭のあいさつがありました。
その後、準備運動、高段者の元立ちによる地稽古、自由稽古があり、年の初めから気合の入った稽古が展開されていました。