2024年6月4日火曜日

令和6年度 第1回伝達講習(審判法)

  令和6414日(日)に、ひなた武道館で今年度の第1回伝達講習会が開催されました。 

 この講習会は、467日に兵庫県で開催された全日本剣道連盟中央講習会の審判法を早期に伝達することで、高体連、中体連の各種大に対応することを目的に、この時期の開催となりました。

 また、2027国民スポーツ大実行委員の計画に基づき、選手強化事業の一環として、指導者(審判員)育成を図ることを目的としています。
 講師は、谷川幸二教士八段が務められ、中央講習会の審判法を伝達する形で行われました。午前中は資料に基づき講義を約2時間、午後は実際に試合を行った実技で約2時間実施し、谷川講師の熱心な講義に、受講者も真剣に受講しました。

講義においては、「新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な審判法」により、「双方正しい鍔迫り合いから一呼吸内に技を出すか、分かれ、また、一足一刀の間合いでの積極的な攻防が増えた。」などの評価があり、「剣道がきれいになり内容が良くなったが、更に正しい剣道へと進化しなければならない。」との話がありました。

講義の後の質問の時間では、いつもにも増して質問が出され、受講生の熱心さが伺えました。この講習の内容が、各道場、剣道クラブ、中学校、高校等に広く伝わり、適正な試合・審判が行われるとともに、剣道そのものが良くなることを期待します。

<今後の講習会の予定>

〇 県北講習会

  令和676日(土) 日向市 日向市体育センター

 〇 県南の講習会

   令和6720日(土) 小林市 真方地区体育館

〇 講習会の内容

・全剣連の事業計画、コンプライアンスの徹底、新型コロナウイルス感染防止対策並びに剣道の安全性、女子委員会、剣道の理念 

・木刀による基本技稽古法、日本剣道形

 ※ 詳細は、別途通知します。