令和6年8月3日(土)に三股町武道体育館で宮崎国スポトップ選手強化練習がありました。この強化練習は、中体連の上位大会(全国中学校体育大会・九州中学校体育大会)に出場する個人・団体の選手の強化を目的とした「県中体連剣道競技トップ選手強化事業」による強化練習と合同で実施しました。
宮崎国スポのターゲットエッジとしての強化選手や上位大会出場選手のほか、中体連専門委員の所属する中学校の剣道部員や都城東高校及び宮崎日大高校の剣道部員の参加もあり充実した強化練習となりました。
開講式終了後、早速強化練習に入りました。強化練習は練習試合を中心とし、強化メンバー、上位大会出場選手、高校生でそれぞれチームを編成して、リーグ戦を行いました。
選手は、自分の課題をしっかり持って試合に臨んでいたと思いますが、実戦さながらの攻防が見られ真剣に取り組んでいる様子が見て取れました。特に高校生との練習試合は、レベルや剣道の質の違いを感じながらも対等に試合をする選手もおり、手ごたえを感じたのではないでしょうか。試合後は、指導者からアドバイスを受け反省し、次の試合に臨むということを繰り返すことで、自分の課題を克服していったことでしょう。
練習試合終了後は、指導者の先生方が元に立たれ、時間を区切って地稽古を行いました。普段懸かることのない先生方に、我先に行かんとばかりに並ぶなど、選手の積極性が見られました。先生方も厳しくも気持ちを込め丁寧に指導され、充実した地稽古となりました。
指導者の先生方からは、「今日は高校生にも来てもらっている。レベルの高い剣道を意識して取り組んでほしい。」や、「試合に勝つことも大事だが、礼法や所作事にも十分気を使って試合に臨めるようになることはもっと大事。」、「今日学んだことを持ち帰り、先生の指導の下しっかり稽古に励んでほしい。九州大会、全国大会ではこの強化練習の成果をしっかり生かして戦ってほしい。」などの指導や叱咤激励がありました。
この強化練習を生かして、強化選手の今後の精進と上位大会出場選手の来る全国・九州大会における活躍を期待します。