成年女子優勝!! 少年男子2位!!
令和6年8月18日(日)に神話と伝説の町高千穂町の高千穂町武道館で、国スポ九州ブロック大会剣道競技が開催されました。宮崎県選手団は健闘し、成年女子が優勝、少年男子が2位となり、本大会への出場権を獲得しました。
開会式において、青柳俊彦大会会長から「先日までオリンピックが開催されていましたが、それより前には剣道の世界大会がイタリアのミラノで開催されました。日本は全種目優勝しましたが、他国の力は接近してきています。この大会はブロック大会ではありますが、今年度の本大会が始まったという気持ちで、県の代表として立派に戦ってほしい。」とあいさつされました。
また、地元高千穂町の甲斐宗之町長からは、「天孫降臨の地高千穂町で国スポ九州ブロック大会が開催され、町民を代表して心より歓迎します。高千穂町は昭和54年の宮崎国体において剣道競技の開催地となり、また、来る令和9年の国民スポーツ大会においても開催予定地となっています。機運が高まっている中で、この大会が開催されることは大変意義深い。」と歓迎のあいさつを述べられました。
選手宣誓では、選手を代表して宮崎県少年女子の櫻井実希選手が「この高千穂の地で試合ができることをうれしく思います。日頃の感謝の気持ちを込めて正々堂々と戦います。」と宣誓しました。
〇 成年女子
初戦大分県とは中堅阿部選手の一本勝ちを守り切り、幸先良く勝利を収めました。2試合目熊本県とは大将興梠選手の踏ん張りで引き分けに持ち込みました。3、4、5試合目も大将興梠選手の奮闘で鹿児島県、沖縄県、福岡県に勝利を収めました。6試合目は各選手奮闘するも長崎県に引き分けましたが、4勝2分でリーグトップとなり見事優勝しました。各選手ともに粘りの剣道を見せてくれました。
〇 少年男子
初戦長崎県とは接戦の末、1本差で勝利を収めましたが、2試合目熊本県とは1勝差で敗戦となりました。3試合目は中堅川崎選手の活躍で福岡県を下しました。4試合目は大分県を相手に善戦むなしく敗戦となりましたが、5試合目鹿児島県と6試合目沖縄県に対しはそれぞれ大差で勝利を収め、終盤の挽回により見事2位に入りました。総取得本数ではリーグトップとなり、各選手の積極的な剣道が光りました。
〇 少年女子
初戦長崎県とは接戦の末引き分け、2試合目福岡県とは善戦むなしく敗戦となりました。3試合目熊本県とは先鋒落合選手が2本先取し勝を収めるも、後続が敗れ敗戦となりましたが、4試合目鹿児島県とは、交代出場した中堅田阪選手と副将児玉選手の活躍により勝利を収めました。5試合目大分県とは善戦むなしく敗戦となりましたが、6試合目沖縄県とは、先鋒が取られるも交代出場の次鋒櫻井選手や中堅田阪選手、大将貝山選手の活躍により勝利を収めました。厳しい戦いの連続でリーグ5位と振るいませんでしたが、各選手ともベストを尽くした戦いでした。
この結果、成年女子と少年男子は、本大会への出場権を獲得しました。本大会でも更なる活躍を期待します。
リーグ戦の詳細は、下記のとおりです。