2024年9月28日土曜日

四・五段昇段審査

 令和6922日(日)に、ひなた武道館で中央講習会に引き続き四・五段の昇段審査がありました。

 四段は、受験者14人で、合格者13人、合格率92.9%

 五段は、受験者10人で、合格者 9人、合格率90.0% でした。

 審査後の花房審査主任による講評において、「四、五段は、指導的立場となる。構え、残心を大切にし、ただ打つのではなくしっかり左足で体を出して打突をすること。胴を打った後左手を離したままにしているところが散見されたが、日本剣道形や木刀による剣道基本技稽古法をしっかり勉強して、正しい剣道をしてほしい。日本剣道形は、『かたち』だけの形になっているが、所作、礼法、木刀の持ち方・置き方など正しく行わなければならない。すり足、目付(目を離さない。)、前身後退時の足の引き付け、打突部位をしっかり捉えて打つ(特に1本目)、小太刀の残心の剣先の位置など、講習会資料をよく読んで勉強すること。稽古前に30分でも形稽古に取り組んでほしい。」などと、厳しい言葉がありました。

 審査に関わらず、日頃より花房審査主任の講評を頭に入れて稽古したいものです。

【昇段審査合格者】(敬称略)

〇 四 段

  興梠 光優  白石 結子  三浦 智祥  西村 咲哉  安田 祐也  

  井本 李玖  田村 恒晟  後藤  翠   日髙 輝政  髙須 美香

  富山 淳史  峯田 公隆  吉玉 拓生

〇 五 段

  五十嵐優子  大平 将也  窪田 史郎  上原賢一朗  杉村 秀之

  黒木 臣二  山本 直樹  河野 智秀  三浦 浩司