令和6年9月22日(日)に、ひなた武道館で中央講習会に引き続き四・五段の昇段審査がありました。
四段は、受験者14人で、合格者13人、合格率92.9%
五段は、受験者10人で、合格者 9人、合格率90.0% でした。
審査後の花房審査主任による講評において、「四、五段は、指導的立場となる。構え、残心を大切にし、ただ打つのではなくしっかり左足で体を出して打突をすること。胴を打った後左手を離したままにしているところが散見されたが、日本剣道形や木刀による剣道基本技稽古法をしっかり勉強して、正しい剣道をしてほしい。日本剣道形は、『かたち』だけの形になっているが、所作、礼法、木刀の持ち方・置き方など正しく行わなければならない。すり足、目付(目を離さない。)、前身後退時の足の引き付け、打突部位をしっかり捉えて打つ(特に1本目)、小太刀の残心の剣先の位置など、講習会資料をよく読んで勉強すること。稽古前に30分でも形稽古に取り組んでほしい。」などと、厳しい言葉がありました。
審査に関わらず、日頃より花房審査主任の講評を頭に入れて稽古したいものです。
【昇段審査合格者】(敬称略)
〇 四 段
興梠 光優 白石 結子 三浦 智祥 西村 咲哉 安田 祐也
井本 李玖 田村 恒晟 後藤
翠 日髙 輝政 髙須 美香
富山 淳史 峯田 公隆 吉玉 拓生
〇 五 段
五十嵐優子 大平 将也 窪田 史郎 上原賢一朗 杉村 秀之
黒木 臣二 山本 直樹 河野 智秀 三浦 浩司