宮崎県剣道連盟では、今年度佐賀県で開催される国民スポーツ大会に向けた選手強化と、令和9年度宮崎で開催される第81回国民スポーツ大会(日本のひなた宮崎国スポ2027)のターゲットエイジ有望選手の強化に、「チーム宮崎強化アドバイザー招へい事業」、「ターゲットエイジ強化プロジェクト事業」及び「選手強化事業」の各補助金を活用して取り組んでいます。 ※ 各事業の目的と実行委員会組織図は、末尾に掲載
その一環として、令和6年6月29日(土)にひなた武道館で強化練習が行われました。
【参加者】
・指導者 成年アドバイザー 二子石 貴 資 範士八段 兵庫県
少年アドバイザー 佐 藤 博 光 教士八段 大阪府
・実行委員会メンバー 15名
・ターゲットエイジ(中学2、3年生)
男子16名(内14名参加)女子18名(内15名参加) 計34名
・強化選手
少年(高校生) 男子14名 女子15名 計28名
成年 男子 13名 女子 8名 計21名
強化練習は、成年と少年に分かれ、それぞれアドバイザーの指導の下、行われました。
少年は、素振り、足さばき、切り返し、仕掛け技などの基本稽古から、応じ技、体当たりからの引き技など実践に対応した技を、佐藤先生の丁寧な解説により行われました。その後の地稽古では、佐藤先生を始め実行委員会の先生方が元立ちとなり、強化選手は先生方の胸を借りて真剣に取り組んでいました。
成年は、二子石先生の指導の下、それぞれが自分の課題を見据えて練習に臨んでいました。強化選手同士で声を出し合いながら稽古を盛り上げており、強化練習に真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。
成年、少年ともにかなりハードな練習でしたが、練習後は充実感でいっぱいの表情が見受けられ、大会に向けて順調に進んでいると感じられました。
【強化練習の様子 成年】
【 参 考 】
〇 チームみやざき強化アドバイザー招へい事業
(目 的)
高い指導力や豊富な指導経験等を有する全国の指導者を「チームみやざき強化アドバイザー」として招へいし、競技力強化に特化した強化練習会や合宿等の実施、最新の技術指導の習得、国スポレベ ルの審判基準の十分な理解を図ることで、競技得点獲得の定着化を目指す。
〇 ターゲットエイジ強化プロジェクト事業
(目 的)
第81回国民スポーツ大会での天皇杯獲得に向け、少年種別の主力となるターゲットエイジ有望選手に対し、県外遠征や強化練習等に要する費用の支援を行い、少年種別の重点強化を図る。
〇 選手強化事業
(目 的)
国民スポーツ大会に向け、国スポ選手等の競技力を高めるために、各競技団体が実施する強化練習
会や合宿、遠征等の強化活動に要する費用等を支援する。