日章学園高校 男子団体 初優勝!!
おめでとうございます。
この大会は、競技会と共にその前後1日に練成会を行うことで、本県はもとより九州各県の高等学校における剣道の競技力向上を目的に行われています。
今回も令和6年10月13日(日)にひなた武道館で、九州各県から上位チームの参加を得て、盛大に競技会が開催されました。
宮崎県勢は、女子が5チーム、男子が6チーム出場し、各チームとも健闘していました。そのうち女子は、高千穂高校がリーグ1位で、日章学園高校がリーグ2位で予選を通過しました。男子は、日章学園高校がリーグ1位で、高千穂高校がリーグ2位で予選を通過しました。
決勝トーナメントでは、各チームとも善戦を繰り広げましたが、日章学園高校の女子と高千穂高校の男女は惜しくも1回戦敗退となりました。しかし、日章学園男子は順当に勝ち上がり、ついに決勝戦を迎えました。
決勝戦は、準決勝で福大大濠高校に代表選の上逆転で勝利を収めた島原高校との対戦となり、最後まで緊張感のある好勝負が展開されました。
先鋒戦引き分けの後、次鋒の倉部選手が1本勝ちを収めましたが、中堅戦を取り返され、副将戦引き分けの後、大将戦となりました。副将戦まで全くの五分と五分、勝った方が優勝という場面で、大将の原田選手はコテを先取されました。しかし、原田選手は落ち着いてドウを取り返し引き分けに持ち込み、代表選となりました。代表選は、両校ともに大将が務めることになりましたが、島原高校の相原選手は、準決勝でも代表選を戦いチームの大逆転勝利に導いた手強い選手です。日章学園の原田選手は、そのような強敵にも動じず冷静な試合運びで、ついにはメンを決め、日章学園高校に初優勝をもたらしました。
この大会はこれまで22回(うち3回は中止)開催されましたが、男子団体で宮崎県勢の優勝はありませんでした。強豪ひしめく九州各県からの参加校の中で優勝することは、並大抵のことではありません。今回、念願の宮崎県勢初優勝を果たした日章学園高校は、この大会の歴史に刻まれ、大変栄誉なことです。おめでとうございました。県内の他の高校もこの結果に奮起し、更なる宮崎県勢の底上げになることを期待します。
試合結果は次のとおりです。